小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

小型ビニールハウスによる「小さな農業」を応援すべく、農業資材や野菜品種を試して情報発信します。

チンゲンサイ収穫、アブラムシの被害は無いが…。

さて、チンゲンサイ(冬大賞/武蔵野種苗園)ですが、モスピラン顆粒水溶剤を散布後、7日を経過したので収穫します。

2022年12月はアブラムシで出荷分全滅、2023年1〜2月もアブラムシで大被害…、だったので、重点的に防除したつもりではある。


それでは収穫物。

一見すると、ボリューム感は良いのですが、葉の大部分に焼けたような後があり…、そのままでは販売できません。



オーガニックがどうとか、ネオニコチノイドがどうとか、環境保護団体や宗教団体などはボロクソに叩いているけど、連中もどうせ綺麗な見た目の野菜しか買いません。

勿論、価格が少し高くても、日本の消費者は買いません。

その為、今回のように盛大に失敗すると、食品ロスが問題になるのです。



筆者は小規模なので、販売できない物は丸の状態なら事情を説明して投げ売りor無料配布。

出荷調整で出る外葉は自家消費、です。



明日販売する分ですが、規格の重量(250g)にするには4〜7株も詰めないといけない状態に…。

大きな葉を沢山取り除いたので、1株が小さくなってしまったのです。

生育が悪くてこんな状態になった事はありますが、十分なサイズの個体をバラして小さくする方が精神的にキツいかもしれない。


チンゲンサイは順調にいっても儲けが少ない。

少し結果が悪いと赤字に転落する可能性が高い。

来年は厳寒期の作型をやめようか検討中です。