小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

小型ビニールハウスによる「小さな農業」を応援すべく、農業資材や野菜品種を試して情報発信します。

トマト(TY秀福)の誘引開始。

定植後、しばらくトンネルで管理していたトマト(TY秀福/カネコ種苗)の生育が進み、倒伏するようになったので誘引を開始しました。



実は、2024年から試してみたい資材があったので、早速実戦投入します。
それがプラスチック製のトマトフック!



誘引用の紐を長めに巻いておき、茎の伸長に合わせて紐を繰り出せる優れモノ。
茎が長くなったら、その部分は摘葉して地面に這わせ、上部は横にスライドさせて持ち上げる事が可能。
つまり、軒の低い小型ハウスでも、段数を稼ぐ事ができるのです。


ちなみに、筆者は前述の方法で誘引する為、木片や洗濯バサミを使用して似たような器具を作ろうと試みたのですが、当時は上手くいかず、通常の直立栽培で妥協していました。
こんな資材があるなら、もっと早く出会いたかったですね。



そして価格も、他社の誘引資材に比べてリーズナブル。
エスター線でも、ダイソーのS字フックでも、上部から垂らした紐でも取り付ける事ができ、筆者のようにイボ竹+ダイソーS字フックでお手軽スライド仕様にしても良いです。


このトマトフックのおかげで、カネも掛かって樹勢低下のリスクもある「斜め誘引」を検討する必要はなくなりました。
本当にありがたいですね!



今日は忙しいので、生育の遅い畝は残して作業します。
残りは明日やる事にしましょう。