小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

現状では自身の農業実験を記録→公開するに留まり、結果として一方的に発信するだけのブログになっている。

小型ビニールハウス改修、2棟目。

べるくろてーぷ改良型

小型ビニールハウス改修の1棟目(写真奥)は、かなり妥協した部分はあるけど、内張遮光設置以外の作業は終了。

現在はほうれん草が発芽開始〜生育中です。

遮光は来年のトマトの直前から展開する予定ではあります。



そこで昨日から取り掛かったのが写真手前の2棟目。

この場所は元々風が強い(特に冬〜春)事に加え、住宅など建物の間を縫って圧が増してくる…、その風をハウスの横腹で受ける格好になる。

そして長期間、無補強→軽度の補強で運用した為、特に風が当たる側の後部と前部が沈み込むように変形していました。

今回はパイプを(ジャッキで)持ち上げる箇所が多いので、当分はビニールもそのまま利用する都合上、1棟目より長期戦になるなぁ〜、と

まだ、2日くらいキュウリを獲る予定でもあるので、作業性の関係でアーチパイプの持ち上げ→再固定(ピッチの修正を含む)+沈下防止措置、後ろ側妻面の組み直し…をやります。



ちなみに、このハウスは金具を外してジャッキアップしていったら、アーチパイプはかなり復元してくれており、流石に大和鋼管のSTX(ハイテンパイプ)だなぁ、と感心。

これがもし、ホームセンターとかで売っている安いパイプだったら、何年も前に形が無くなって建て直しだっただろうな…。

やはり長く使う物は、大事な部分の予算を削ってはいかん!と言う事です。



さて、一通りの作業終了後の話ですが、来年くらいでビニール(農PO)の張り替えも検討しないといけない。

現在張っているのは「伸野果SUN-X(住化セキスイフィルム)」ですが、梨地は散乱光にする為凹凸加工なので、透明ビニールよりも汚れやすい。

今年は展開から3年目(来年の3月で4年経過)で屋根の汚れも酷いし、それにクソ日照不足が追い討ちを掛けてキュウリは壊滅的な結果を招きました。

梨地ビニールはトマトの裂果対策にもほとんど効果が無く、それなら(他県の試験結果で裂果抑制のデータがある)UVカットの方が良い。

なので次に張り替えるならUVカットです。


ただし、中東情勢の不安定さから、依然として石油製品の安定供給の見通しはたっておらず、今後悪化する可能性も高い。

いつもなら中期展開用(0.1mm厚)を張って汚れたら交換だけど、今後の状況次第では長期展開用(0.15mm厚)も選択肢から排除すべきではないかも…。

どの道、今年から来年の上半期はカネが猛スピードで溶ける…、ここが我慢のしどころですな。

作業小屋のトマトを撤去。

べるくろてーぷ改良型

5月定植、夏秋作のトマト「はれぞら(ヴィルモランみかど)」及び「有彩014(武蔵野種苗園)」、作業小屋で奮闘するも本日撤去です。



8月以降、農薬も使用せず、気が向いた時に灌水するくらいで「ほぼ放置プレイ」でした。

流石に樹が弱った事もあり、9月以降は中玉トマトみたいなサイズばかりでカネにならんですが、両品種共になかなかの着果率。

ほうれん草をやるタイミングまで撤去する理由が無かったので、100円でも200円でも…と地味に稼いでくれたのかな…。



「はれぞら」に関しては、お彼岸くらいから殆ど割れないので、ここまで色を付けて収穫していました(今日は撤去なので全部獲るのですが)。

ただ、味に関しては残念な品種(本来酸味が無い品種なので糖度が落ちると「味が無い」トマトになる)。

「有彩014」も同様で若干酸味が残るけど、味が無いトマトと化しました。

その点、最期まで味が抜けにくかった「旭彩(むさしのタネ)」は凄いと思う。



とりあえず、青いヤツでも中玉トマトサイズ以上の個体は収穫しました。

もう数がアレですが、赤いのは明日、薄らと色が付いたのは追熟して来週にでも店頭処分します。

現時点で青いのは時間経てばそのうち色が付くので、加熱調理用にでもしようと思います。


ちなみに「はれぞら」も「有彩014」も来年以降は戦力外です、味がダメなのでもう検討対象にすらならないでしょうな…(合掌。

ほうれん草「エクストリーム」播種。

べるくろてーぷ改良型

夏秋トマト跡地の後作ほうれん草、追加播種。

今回は「エクストリーム(トキタ種苗)」です。



名前の通り、現行品種の中でも最強クラスのべと病耐病性(レース1〜20)を備える、驚異的なほうれん草です。

筆者はそこまでの耐病性が必要なほど連作もしていないし、既存品種でも農薬連打でどうにかなっていますが…、強いに越した事はないでしょう。

トキタ種苗は個人的に、ネギとほうれん草の印象が強いメーカーですが、特に耐病性ほうれん草の開発では大手3社より先行しているかもしれません。



まぁ、べと病よりも問題なのが、土質と言うか、準備の部分です。

このハウスは直前まで(天候と時間の隙を縫いながら)補修を行なっていた事もあり、突貫工事のように耕起して即本番だったので、硬いゴロ土だらけです。

ここ数日で天候も回復し、日差しも強くなって(日中の)気温も上がっているので、まともに発芽してくれるかどうか?



勿論、多少発芽が悪くてもリカバリーできるように後続は控えている…。

もう1棟改修するハウスや、今日トマトを撤去する作業小屋が残っているので、準備が整い次第10月いっぱいで播き切るのが目標です。