夏秋トマトがひと段落したので、ほうれん草をやる前にビニールハウスを改装する事にしました。
改装するメインの内容は、「内張遮光の追加」です。
高温期のトマトはどうしても裂果、ガサ玉(艶無し果)、焼け果、などが多くなるので、(西陽を含む)強烈な日差しへの対策が必要。
また、今年のような多雨日照不足の場合など、遮光材の開閉を細かく管理する必要もある。
この2つの問題を解決する最善手が、おそらく「内張遮光」であろう、と。
勿論、大型鉄骨ハウスなどのような本格的なカーテン・システムは無理なので、補強を兼ねたクロスタイバーを利用し、巻き上げ方式を採用する事にしました。
それに伴い、巻き上げ動作に干渉する補強を取り外す必要が出てきたので、強度を補う為に筋交いを入れる事にしました。
コレは想像以上に大仕事です…。

筋交いは一般的に、19mmの直管パイプをハウスに沿って曲げながら固定していきます。
角度は諸説ありますが、強度の面で理想的なのは40〜45度くらいかな、と思います。

パイプの先端部分は30cmほど地面に挿します(埋めます)。

今では三角関数を手軽に計算できるサイトなどもあるので、算数が苦手だった筆者でも安心です。
例えば、高さ(アーチパイプの長さ)と角度(例:40〜45度)を与えると、底辺(妻面からの距離/端部の挿しこみ位置)と斜辺(筋交いパイプの長さ)を計算して出してくれるのです。
筆者のハウスはアーチパイプが5.4m、地面に埋まっている分が約40cm、筋交いパイプの上部取り付け位置はアーチパイプ用外ジョイントの長さ10cmを引きます。
三角関数の高さ(アーチパイプ長)に相当する部分は4.9m、角度が45度なら二等辺三角形なので底辺も4.9mなはず。
一応、前述の条件から斜辺を求めるには、「√(高さ×高さ + 底辺×底辺)」らしいので、筋交いパイプ(斜辺)の長さは約7mになりました。
3.6mのスエジ直管を2本連結すると7.3m(スエジ部分を含む)、挿しこみ分30cmを考慮すると大体ピッタリですな…。

筋交いパイプの取り付けは、筆者の場合は1人でやるしかないので、最初に上部を固定→パイプを連結→端部分を所定の位置に差し込む。
その後のパイプは曲がっているので、ハウスの内側に押し付けながら固定…、これがかなりの力技になります。
特に肩パイプに固定する際は押さえつけながら金具のボルトをハメるのが困難だったので、紐で縛り付けながら作業しました。
今日は午後の活動可能時間の大部分が、過去の補強バラシと筋交い2本の取り付けで消えました…。
時間を浪費した原因の一つに、確実な固定手段である「アングルバンド」だけでなく、コストカットに走って調達した「クラインセッター(より安価な線材のバンド)」がある…。
クラインセッターは角度が少し合わないと綺麗にハマらず、それがストレスになって何度もやり直し…、結局アングルバンドを使って後々買い足す事になった。
所謂「安物買いの銭失い」ですが、時間の浪費は非常に痛く、「安物買いの大惨事」。
確かに、時間は貴重な資源だし、ビニールハウスの作業(建てる/改築する)は1人より2人の方が3倍も4倍も効率が良い。
でもね、人を頼むと「時給=最低賃金」って訳にもいかない、田舎は日当で1万円くらい払わないといけない。
うーん、カネも無いからもっと1人で効率良くやれる方法を考えないとなぁ〜。