2月収穫に向けて生育中だったチンゲンサイ、冬大賞(武蔵野種苗園)ですが、残念な事に失敗が確定しました。

2月アタマくらいまでは順調かな？、と期待してはいたのですが…。

この冬大賞、これまで作っていた品種に比べ、チップバーン(写真)が多いですね。

作付け前にカルシウム系の肥料を投入しているし、灌水も控えた感じではないですが。

それにしても発生が多い…。

そして、ここ数日で大量に見られる「葉焼け」みたいな症状(写真)。

ここまでの激発は過去に見た事がない…。

原因はなんとなくですが、2月に入って散布したモスピラン顆粒水溶剤→直射日光と高温による薬害ではないか？、と。

当日は時間的に午前中しか空いていなかったので、仕方がないと言えばそうなのですが、散布日をずらしたり、他剤を検討するなど、できる事はあったはず…。

明らかに人災ですな。

まぁ、販売できる個体は少ないと思いますが、自家消費や冷凍、無料配布等で食品ロスを防ぐ努力はします。

失敗は財産なので、次で同じ事を繰り返さなければ良いだけですね。