ミニ白菜、トウ立ちを確認。
結球を開始したミニ白菜ですが、液肥による追肥の間隔を詰めて追い上げています。
もう少し内側から葉が詰まってくれないと、売り物にはならんですね。
このまま、無事に結球してくれる事を祈ります。
しかしながら、残念な事にトウ立ちが確定した個体が散見されるようになりました。
(写真の個体は中央に蕾が出現し、結球する様子がありません)。
白菜のトウ立ちは代表的な失敗例で、原因は低温による花芽分化です。
この解決策として、トウ立ちの遅い品種を用いる事や、ハウス+トンネルによる保温(昼の温度を上げて脱春化)があります。
勿論、今回使用している舞の海(トキタ種苗)は、周年栽培も可能なトウ立ちの遅い品種で、ハウス内のトンネルも(基本的に)0.1mm厚の農POを使用しています。
ちなみに、トウ立ちした個体が多いのは、従来の0.05mm厚の農ポリを使い回した畝で多いです。
被膜材の保温性能の差が関係あるかもしれないですね。
今回のミニ白菜は、11月で収穫終了後のキュウリの後作として、当地方での新しい選択肢となれば、と思って試しました。
キュウリの終了間際で急に思い立ったので、は種も遅れたし(11月18日)、トウ立ちのリスクも承知の上だったので、後悔はしていません。
課題がたくさんあるのも面白いし、上手くいけば地域の為にもなるので、まだまだモチベーションは維持できています。
それでは、もう少し経過を見守りましょう。
実は、白菜の菜花(トウ立ち菜)はかなり美味いので、今後はそちらのPRについても考えていきたいですね。
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