小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

小型ビニールハウスによる「小さな農業」を応援すべく、農業資材や野菜品種を試して情報発信します。

トマトを一部定植、灌水チューブも紹介!

最初に接木したトマト苗の背丈が伸び、温床トンネルでの管理が限界に達した個体30株を定植しました。
4月6日の朝まで気温が低いそうだったので、本日の日中に定植。



ちなみに、4月10日、11日の朝も寒いらしいので、残りの個体は11日の日中に定植予定です。
本日定植分も、地上部の生育に比べ、根の発達が不十分な個体が散見されたので、温床トンネルに頭をぶつけない内は定植を待っても良さそうです。


話は変わりますが、筆者のトマト栽培で、長年愛用している肥料がバイオノ有機Sです。
魚を原料にした有機肥料で、地元の果樹農家の方に教えていただいた肥料です。



少し高価な肥料ですが、食味が良くなるらしいです。
まぁ、TY秀福(カネコ種苗)は、夏秋トマトでは当代屈指の良食味品種なので、この肥料で更なる差別化を狙っていこうと思います。



次は灌水チューブ。
コレ、結構種類があって悩む資材だと思います。
筆者の場合は井戸+ポンプなどではなく、一般的な水道を利用する為、水圧を考えるとドリップチューブがベストでしょう。
しかしながら、高価なので諦めました。
ただ、ハウスは奥行きが短く、畝を1つずつやれば、一般的な灌水チューブも十分使えます。



筆者が採用したのは、スミサンスイ NEWマルチ100です。
スミサンスイは3タイプあり、NEWマルチ100に比べ、NEWマルチ60は穴のピッチ(間隔)が細かく、NEWマルチ10-03は穴径が大きくなっています。



水道の圧に不安があるなら、NEWマルチ100が最も現実的かな?と考えました。



最後に配管の様子。
バルブ(栓)を付けて、1畝ずつ切り替えるようにしています。


さて、今年もトマトが始まりました。
今日は作業に手間取ってトンネル+被膜はできなかったのですが、4月7日の朝は11度くらいあるようなので、その作業は明日やる事にしましょう。