小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

小型ビニールハウスによる「小さな農業」を応援すべく、農業資材や野菜品種を試して情報発信します。

東都興業「レンテンソー」と防虫ネット。

2023年12月25日、今日は久々に天気が良かったので、少し面倒な作業を消化しました。

最近、美サンランイースター(MKVアドバンス)に張り替えたハウスなのですが、天窓(レンテンソー)がガラ空きなので防虫ネットを取り付ける事にしたのです。



防虫ネットは日本ワイドクロスのサンサンネット クロスレッド(XR2700)で、ハウス側面にも常時展開、夏期はドア開口部にファスナー加工されたタイプを取り付けています。

この赤いネットはアザミウマ(害虫)から黒い壁に見えるらしく、通常のネットより粗い目合いでも侵入防止効果が得られるようです。

また、ネット自体に30%程度の遮光率があるそうなので、上部に使用するのは如何なモノか?と、心配したのですが…。

改めて他の防虫ネットを買うのも面倒だし、開口部も小さいから問題ないだろう、と本品で間に合わせる事にしました。



レンテンソーは窓を持ち上げる機構と、それを連結するシャフトがあるので、屋根ビニールを張る前から表側ビニペット部に編み込むのがベストでしょう。

今回のように後付けの場合、後側から取り付ける事になるので、少し工夫が必要です。


また、窓枠の裏面は被覆スプリングを編み込む場所が無く、東都興業では専用の「ビニペット ネットホルダー2」と言う資材がありますが、非常に高価なのが難点です。

筆者は多少の隙間や、仕上がりの美しさを犠牲にしても、コスパを重視した方法を採用しています。



基本は100円ショップ等でも売っておる結束バンドでパイプ部分に固定。

ビニペット部は結束バンドを通す事ができない為、やはり100円ショップ等で売っている磁石で押さえていきます。



予算を掛けたくないので、この状態で妥協します。

多少、虫が入り込む隙間はあるけど、ネットが無いよりはマシだし、鱗翅目とテントウムシダマシ、ウリハムシあたりを防げれば十分かな?と思います。


冬の間は、無加温で栽培できる作物も限られるし、生育も遅いので記事のネタに困ります。

しかしながら、今は来作への準備期間。

次はトマトの誘引準備をしようと思います。