小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

小型ビニールハウスによる「小さな農業」を応援すべく、農業資材や野菜品種を試して情報発信します。

トマト、第一陣は誘引完了、第二陣も育苗後半に。

昨日、途中までやったトマト(TY秀福/カネコ種苗)の誘引を完了しました。



これで保温用のトンネルも無くなったので、4月〜5月アタマくらいで遅霜があったらロウソクで対応するしかないですね。



とりあえず、脇芽取りなどの細かい手入れは明日以降にして…。

今日は第二陣トマト(豊作祈願1102/トキタ種苗)の苗の仕上げに掛かります。



いつものように呼び接ぎなので、今回は穂木の胚軸を切断します(50株弱あります)。

まぁ、このサイズなので、4月中に定植した方が良いでしょう。

勿論、圃場の準備は完了しており、手が空き次第いつでも定植可能な状態です。



さて、豊作祈願1102は以前の記事で少しだけ紹介したトマトですが、こちらはトキタ種苗のTY(黄化葉巻病耐病)品種になります。
豊作祈願シリーズは現時点で1102、1103、015の3種類で展開されていますが、個人的に1102が最も美味いと思います。



豊作祈願シリーズの台木は、同社のキャディ501が推奨されており、筆者も使用しています。
根域が広く、萎凋病レース3や青枯病の耐病性を持つ、優れた台木だと思います。

今年は久々に豊作祈願1102を作る事になり、結果としてTY秀福と食べ比べができる。
今後が楽しみですね。