小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

小型ビニールハウスによる「小さな農業」を応援すべく、農業資材や野菜品種を試して情報発信します。

トマト「TY秀福」が開花。

トマトのTY秀福(カネコ種苗)が開花し、本来なら誘引しても良いサイズになりました。

しかし、来週も気温が下がる予想なので、もう少しトンネルで保温しようと思っています。



TY秀福は若苗定植型の品種なので、開花前に定植していますが、定植→活着後はガンガン生育し、ついに花が咲いてきました。



こうなると、トマトトーンを用意しなくてはいけません。



トマトトーンは20度以下だと50倍、高温期は100倍らしいので、最初は50倍で作り、半分くらい減ったら水を足して薄めています。

一度処理した部分がわかるように食紅を混ぜていますが、何年も保管した食紅は固まってしまうので、ハンマーで砕いています。


個人的に、トマトトーンの処理は面倒な作業だと思っていますが、単為結果性品種は少なく、選択肢が限られるのが難点。

種苗メーカー各社も、開発に熱心な印象は無いので、我々はまだまだトマトトーンに頼る事になるでしょう。