小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

小型ビニールハウスによる「小さな農業」を応援すべく、農業資材や野菜品種を試して情報発信します。

宮城でミニ白菜の春獲りを狙ってみる。

筆者が毎年悩んでいる事の一つに、冬期のビニールハウス(無加温)の有効利用があります。

当地方では、春立ちなばな(渡辺採種場) or ほうれん草(ちぢみ/立勢)を栽培する人が多いですが、同じ事をしてはそれだけ競争率が高いと言う事。

そこで筆者は毎年、キャベツとチンゲンサイを採用していました。


しかしながら、キャベツは小玉傾向になったり、チンゲンサイは出荷調整が面倒な上に凍害で歩留まりが悪かったり…と、結果は微妙。

そこで今回は、ミニ白菜を試し、トマトやキュウリの定植前に収穫できないものか?と考えた訳です。

ミニ白菜は、トキタ種苗の「舞の海」を採用、11月播種です。



チンゲンサイを定植したトンネルの一角で育苗していますが、12月は気温が低かった為か、未だ丁度いいサイズになりなせん…。

定植には本葉がもう1〜2枚欲しいところでしょう。



春獲りに使用される白菜品種は晩抽性ですが、1〜2月の厳寒期の後、とう立ち(失敗)する可能性は大いにあります。

筆者も初めての試みなので、結果の予測はできないですが、本作は情報収集の意味合いと割り切っておくのが良さそう。


経過は今度、記事にする予定です。