小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

小型ビニールハウスによる「小さな農業」を応援すべく、農業資材や野菜品種を試して情報発信します。

カボチャ定植、その2。

前回に続き、カボチャ定植の記事です。
こちらは真ん中にブロッコリーを先に植えておき、前後からカボチャのつるが伸びる頃にはブロッコリーが片付く…みたいな考えで実験しています。
残念な事に、自宅から離れた圃場と言う事もあり、写真のブロッコリーは強風→倒伏で死亡した個体や、害虫被害が深刻な個体もありますね。



このカボチャ品種は、トキタ種苗の「くり将軍」で、貯蔵性が高く、料理研究家等の食のプロも推す「美味いカボチャ」との事。
ただし、収穫後すぐに食べると品種特性を発揮できない為、収穫から20日以上待って食べるようなタイプです。



もし、収穫してすぐ食べたい人は、くり将軍ではなく、同社の「くり大将」がオススメらしいです。
しかしながら、貯蔵性は良くないので、目的に応じて使い分ける必要がありますね…。


カボチャは家庭菜園でも放任栽培で作る人が多く、2㎏前後の立派な果実が収穫できると大きな満足感が得られる為、意外と人気の高い野菜です。
カボチャの種は小袋で買うと非常に高価なので、来年は100粒詰で購入し、余った分は売苗用にするのも良いかもしれません。