小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

小型ビニールハウスによる「小さな農業」を応援すべく、農業資材や野菜品種を試して情報発信します。

トマトの育苗開始、TY秀福 × 強健。

2024年のトマトは例年よりも1ヶ月くらい遅いスタートになりました。

2月4日、丁度飼い猫の誕生日でもあり、立春でもあるので、タイミング的に今日かな…と。



2024年のトマトは、昨年に続きカネコ種苗のTY秀福がメインです。

水分要求の多い品種であり、地下水位の高い筆者の圃場にも合っていると思います。

また、尻腐れや小玉化を警戒して灌水を増やしても、十分に味が乗る点が素晴らしい。

台木はメーカーを統一して強健、青枯れ病に加え、萎凋病レース1〜3までの耐病性を持つ、高温期栽培に適した品種だと思っています。


加えて、3月アタマ播種予定の豊作祈願1102(トキタ種苗)もスタンバイ。

直売等でトマト本来のコクと旨みが好評だったTY秀福とは一味違う、フルーティーな味わいのトマトですね。

こちらはTY品種としては珍しい短節間を活かし、より軒の低いハウスで栽培します。



この時期の果菜類の育苗は長期戦になります。

接木まで35日くらいかな…、育苗容器は余裕を持って50穴セルトレイにしています。

まず、今日は台木を蒔いたのですが、培土の在庫が切れて半分後回しになりました。

穂木の方は1日遅らせて蒔くので、残った台木も一緒に…。

明日JAに培土を買いに行かねば。