小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

現状では自身の農業実験を記録→公開するに留まり、結果として一方的に発信するだけのブログになっている。

キュウリ: 仮誘引線の撤去開始。

おそらく、キュウリは定植から1ヶ月前後が最も忙しいでしょう。

親づるの収穫や摘葉が残っていたり、子づるの収穫も開始するので、もうゴチャゴチャに混み合ってしまうのです。

この面倒なステージを乗り越えれば安定期に入るので、我慢のしどころです。




今日は枝の動きが早い「クラージュ2(ときわ硏究場)」の方で、役目を終えた仮誘引線の除去を開始しました。

安定期まであと1週間、いや、10日くらいかな…。

収量も徐々に増えてきております。


一方、同条件で比較中の「いろどり夏(同)」は、かなりスロースターターです…。

秀品率(果形の安定性)は高いものの、日によってはクラージュ2の1/4も獲れない。

まだまだ情報が少ない品種ではありますが、同社のワントップなどと同様、省力型の路線かもしれない…。


さて、最近キュウリで忙しいのは、




ヒゲの切断です…。

これは賛否が分かれ、切らない派の方が多いと思いますが、(キュウリネットを使う場合を除き)筆者は必ず切ります。

このヒゲは他の枝や葉に絡まったり、果実を括ってハムのようにしたり、枯れてくると灰色かび病が(高確率で)発生します。

キュウリネットの場合はヒゲによって強固に固定する役割があるものの、それ以外では残すメリットが無いばかりか、あると邪魔。

と言うのが筆者の持論です。


まぁ、怠慢で労働意欲の低い筆者が欠かさずやっている数少ない面倒事の一つです。

ただ、「無能な輩はどうでもいいような事に拘って時間とカネを浪費する」なんて言われるし、多くの人にとってキュウリのヒゲ切りはそれに該当するらしい…。

栽培株数が少なくても、平均を上回る疲労感を感じるのはその為かもしれませんな…。