小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

現状では自身の農業実験を記録→公開するに留まり、結果として一方的に発信するだけのブログになっている。

ツムラの8枚刃、圃場裏の藪を刈る。

正月も終わったので多少の騒音も許容範囲だと思い、今日は圃場裏の藪を刈ります。

周囲に住宅が多いので、平地はマキタの電池式を使う事が増えたのですが、刈る対象が少しハードなので今回はゼノア(現ハスクバーナ・ゼノア)のエンジン式(BCZ235-DC)です。




ここは斜面にバラ類が多く、雑木もそれなりにあります。

雑木は大きくなると日陰になるので、毎年1回は刈っておかないといけません。


ちなみに、筆者は平地の草刈りではチップソーを使っていますが、このような場所は、近年ツムラの8枚刃を使用しています。




流石に笹刈刃や下刈り用チップソー程ではありませんが、8枚刃でもこれくらいの雑木なら難無く切れるのです。




ツムラ(津村鋼業株式会社)は金物の町「兵庫県三木市」の会社で、高品質なチップソー/刈刃が農家から高い指示を得ています。

当地方では、同社のチップソーだとL-52(定番)やF型ハイパー(石に強い)、刈刃は笹刈刃(山林プロ系)が売れ筋。

でも、一般の人で研磨機まで持っている人は珍しく、少し高価なチップソーでも切れなくなれば使い捨て…と言う例が珍しくないようです。



その点、8枚刃は平ヤスリで手軽に研ぐ事ができ、手軽さや経済性が魅力なのです。

また、大きく刃が減った際の裏技的な手段として、丸くなった部分をディスクグラインダーで切り落として再成形する事も可能(要バランス確認)で、さらに経済性が良くなります。




同社の刈刃は、もっと刃数が少ない製品(その分刃長が長い)もあり(何と2枚刃も!)、クズなどの蔓性植物を刈る際に愛用する人もいるようですが…。

筆者は安全性(キックバック等のリスク)への懸念から使おうとは思いません。

経済性と安全性、切れ味などのバランスから、素人には8枚刃が無難なのだと思います。


確かに、このタイプの刃は石に弱いから、地際まで刈る平地の草刈りだと、チップソーの方が良いかもしれない。

でも、地面から少し上を刈る藪刈りなら、8枚刃の方がコスパの面で有利かと思います。

おそらく、今後も使い続けるでしょう。